MBAへの旅立ちの日
2021.11.14@幕張実家
今日から、日記 兼 情報提供を目的にこのブログをはじめます。
基本的に、独り言っぽく、不特定多数の方々に普通に話すようなイメージで書きます。
今現在の事、これからの事など、今の頭の中をテキスト化することが目的です。
特に決まりは設けていません。毎日何かを書くことを最低目標とします。
MBAよりも前のこれまでの事は、後で振り返りながら、適当にまとめていきます。
興味をもっていただけることがあれば、是非ご笑覧ください。
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今日は僕にとって人生で最も大きな決断と挑戦の1つがはじまる日です。
MBA(経営管理学/経営学)取得の為に大学院へ海外留学します。
学生の頃から考える癖がついていた。死ぬまでに絶対に成し遂げたいことは何か?昔自分に約束して譲れないものはなにか?それが自分にとってはMBA留学後に世界を舞台に仕事ができるようになること、でした。
自分にも、他の人にも約束をしてきたけど、口だけになっていた自分が嫌だったし、仕事をしながら、どこかで「これでいいのだろうか」と思っていたのが本音でした。
MBAを本気で志したきっかけは、2010年のシンガポールで個人で投資顧問業を経営するゼミ先輩の藤原さんへのOB訪問。
「君みたいな人間はビジネススクールにいき世界を舞台に活躍する基礎を作るべきだ」
「MBAはビジネスの基礎言語を学び世界中の人と同じ土俵に立つパスポートの様なもの。MBAがゴールではなくとってからがやっとスタートだ。」
「ファイナンスに軸を持つのであればCFAはその後取ると良い。CFAはMBAの後に取ったがMBAでの勉強を考えたら余裕。まずはMBAだ。頑張れ。」
別の機会にキャリアの振り返りやWHY MBAやPOSTMBAについて語りたいと思うが、これまで10年、1度の転職を挟んで、2社の日系アセットマネジメント会社でキャリアをつんできた。新卒から投資、成長、進化、イノベーションを主眼にキャリアを歩もうと決めていた。株式運用で日本とアジア株をやりたくてグローバル投資ファンドを持つ国際に入り、社会にインパクトを与えて日本経済を元気にする企業活動を投資面から支えて成長を促すエンゲージメントも行う夢をもっていた。日興で業種問わず上場日本株のうち中小型株を見させてもらい、社長CxO級の方々と対峙して先々の日本の未来を肌で感じた。
さらに多くの資金と技術と人と仕組みを用意しないと日本はまずい、という仕事に対する自分のモチベーションは、10年前から何も変わっていない。危機感が強い。自分一人でどうにでもできるわけではないが、アジア+日本で世界に売りだしていきたいという想いに変わりはない。プライドをもって、我々日本人の強さを世界に示したい。
そんな思いをずっと心の中にもっていて、夢を叶えるために時間はかかったが努力してきた。夢は実現させるまでの過程が楽しくて、苦難に直面するから勝手に成長させてくれる。夢は常に更新され続けていくものだと思う。
MBA、もっと早く行けたのでは?といわれることがある。でもそんな一般的なものさしで自分を測ること自体はナンセンスだと思っている。人は人、自分は人と違くて当たり前、いつもそんな風に思っている。というか、後から分かったことは、自分にとって結婚して人生のパートナーと一緒に家族生活を始めることのプライオリティが最高位にあった。結婚後、落ち着いてこれからの人生を考え直すことができたし、そこで大学院へ行こうという決心をするのは早かった。
結婚前から将来は海外/留学に行くかもしれないけどそうなったら一緒に来てくれる?と聞いていた。話し合って、年ごとのスケジュールを組んで今日まで来た。自分では大したことの無い人間だというけど、自分自身の規律を厳しく守ろうとする姿勢や、好きな人や物に対する深い情は他の人にはない強みであり、とてもリスペクトしている。本当に妻の理解と苦しい中でも一緒に頑張ってくれる寛容さに感謝している。妻の存在無くして今の自分は無いし、妻が居ない留学は考えられない。家族帯同はコスパ悪い、勇気あるね、金や時間や自由度のことを考えるといろいろ大変だね、等と言われることが多い。が、僕にとっての基盤は家族であって家族全員で一緒に成長できるこの留学は、とてつもないチャンスだと思っている。最高の選択だと思っている。
妻と娘と常に一緒だから、自分は変わらないが周囲/環境が変わっていく感じ。家族というぶれない軸をもてたことは、僕にとっての最大の強みなのかもしれない。
世間的にはマコ様と小室氏のNY行きの日と報道されているが、我々にとってはスペイン・マドリードに向かう日。彼らは羽田、我々は成田。セキュリティが厳しくなって時間がかかるトラブルに巻き込まれないで済むので、よかったw
11年ぶりの海外長期滞在。初の家族(妻・娘)帯同での海外生活。初の無職、日本国からの住民票除票、英語が普通に通じないスペイン語圏での生活。
本番が始まる、というのに、あまり実感がない。空港に行ってマドリードに着いたら変わるだろうか。着いたらやること、授業が始まるまでの期間でやるべきこと、とにかく早く家を探すこと、不確定要素が多くて不安だらけの出だしだが、行くしかない。どうにかなる。
両親の支えがあって今日まで過ごしてこれた。友人、先輩、知人、サービス提供者の皆さんのサポートを受けて、今日までやってこれた。
常に感謝の気持ちを忘れずに、毎日を歩んでいきたい。
頑張りましょう。楽しみましょう。
良い人生の一ページに、なりますように。