LOEWEと千と千尋コラボ、抗体検査の結果発表、EU DIGITAL COVID CERTIFICATE取得
2022.1.7
カトリック本拠のバチカンが定め的には、クリスマス休暇は「東方三賢者が来る日がある週末の日曜まで」と聞いた(はずだ)けど、そんなことは全くなく、金曜日の今日は通常通りマドリードの街は稼働していた。
なので、隣の家の工事がまた始まった...。うるさいよー。2022年も我慢するしかない。早く終わるといいな。
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午前
記事更新と勉強。英語勉強と、ビジネスと異文化関連の記事と本を読んだ。
読み終えたらレビュー予定。
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午後1
スペインの年3回あるセール商戦はどんなものか!をこの目で見てみたくSerranoとGoyaに出かけた。
第一印象は「人の出が意外と少ない」。
通常の平日よりも+30~40%は多い印象だが期待以下。
平日だからか?週末はもっと強烈かもしれないから、今日が絶好の買い場だったかも。
代表ブランドのLOEWEのお店を訪問。
単純に日本の流通価格対比でどれだけ安いかを見たくて。
値札の記載価格ベースでは▲20%程度。これがバハラスでさらに安くなっているかはわからなかった。
ここも意外と人が少ない反面、客の70%が中国系のバイヤーと思われる人達。中国語堪能な店員が複数人いて、良いお客様として認識してる証拠。
配布された煎茶と抹茶クッキーをバクバク食べる余裕あった。
実は天下のLOEWEとスタジオジブリは「千と千尋の神隠し」でコラボ中。
ウィンドウディスプレイや店内は千と千尋だらけ。
カオナシの顔がデザインされた革バックを買うか真剣な顔して考えてる地元老夫婦を見て、「何をそこまで悩んでんの?買うの?何が良くて買うの?」と思ってしまった自分がいた。
典型的な正直な日本人の反応だと思う(そんなことないのかな)。
だけど価値観の違いがあるからこそ(日本の)IPの展開ポテンシャルはまだまだ全然ある、と感じた。。やっぱり任天堂かぁ。
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午後2
学校が提供してくれる抗原検査を行った(PCR検査ではなく抗原検査)。
年末年始体調悪くて感染者数も増えてるしかかってもおかしくないと覚悟したけど、
ネガティヴ!めっちゃ嬉しい。
これでポジティブだったら入学式参加できなかったから。よかった。。
最悪のケースは免れた。でも年末年始の不調の原因はなんだったのか気になる。
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午後3
EU DIGITAL COVID CERTIFICATE、自称「EUワクチンパスポート」を取得しに行政手続きに行った。
バレンシア旅行中は日本で厚労省発行のワクチン接種証明書(英語版)とパスポートでグリグリ押しこんで店や美術館に入れてもらっていたけど、スペイン国外はそうはいかないらしい。だからEUパスポートを取ることが重要。
必要書類は、パスポート+NIE(外国人身分証明番号)+厚労省発行のワクチン接種証明書だけ。
予約時間通りに行って、officerが確認しながら手入力して、5分くらいで終了。
結果は紙を印刷してもいいし、PDFだけも選択可能。基本はPDFでOK。
これで俺個人の取得必要なものはだいたい手続き完了(TIEは2月初旬に回収)。
長かった。総期間は1か月半くらい?
しかしパスポートは俺の分は取れたけど、妻の分はとれなかった。。
(妻はアポ取らずに俺の付き添いで一緒によろしく!っていえばやってくれそうだったので個人予約する必要はないことがわかった)
原因はNIEがまだ付与されていないから。
つまりまだスペイン国民になれてないからパスポートだけでは当然EUパスポート発行は不可。
もう、、またNIEかよ。
なので、妻と娘の分はまだまだかかりそう。
1)娘の住所登録&証明書受取、2)NIE予約&申請、3)EUパスポート予約&手続き、4)警察署で指紋登録&30~45日後にTIEカード取得。
要はこれまで俺がやってきたことをもう一巡しなくちゃいけない。
最低でもあと2~3か月はかかりそう。超だるい。
上記2は過去1か月半の間、毎朝一度も欠かさず朝8時にアポ入れトライしてるのにダメでちょっとキレそうだけどやり続けるしかない。2以外の工程は、俺が直接現場には行けない(入れない)ので、妻に頑張ってもらうしかない。。
それにしても家族帯同者の身になってほしい。。行政よ、しっかりしてくれ。
もっともっと早く終わると思っていた事項なのに面倒ばかり起きて遅くなって。
これが相当心労というか疲弊させてくる。
役割が違うから関係ないのに、思わずOfficerに「NIE全然取れないよ、スペイン。なんで?いつになったら終わるか全く先が見えないよ。」と愚痴ってしまった、、
ごめんなさい。やるしかないですよね。
※PCR検査と抗原検査の違い
PCR検査は検査したいウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ検出させる検査方法。一方、抗原検査は検査したいウイルスの抗体を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法。検出率はPCRに劣るが短時間で結果が出る。なお、抗体検査は過去にそのウイルスに感染していたかを調べる検査で、ウイルスに感染すると形成されるタンパク質(抗体)が血液中に存在するかを調べるもの。体内に抗体ができるまでには時間がかかるので即時的に調査したい場合は向かない。