RyoK_LIFE

30歳半ば・私費・妻子(娘1歳)帯同・欧州MBA留学する男の記録

嬉しいこと。悲しいこと。日々学び。

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2021.12.28

娘が3回夜泣き。疲れてる妻は寝かせてあげたかったので俺がケア。
悪い夢でも見たかな。真っ暗な部屋で揺らしながら収まるのをただただ待つ。
睡眠大好き人間だから本当は1分でも長く寝ていたい。でも娘のケアは苦ではない。
パパ業ってこうゆうものなんだなってやってみてわかる。

11月29日から突如始まった隣接する家の基礎工事は年末も続く。
静かに過ごす年末にはならなそう。やむなし。
今日ついにドリルのでかい音と同時に家の壁が壊れた!いつか何か起きると思ってたけど10㎝+の穴ができた。俺は外にいたけど妻と娘が驚愕。
すぐに俺からオーナーに連絡して5分後には工事会社に話つけてくれて(さすがEnrique仕事が超早い)、30分後には工事作業員が来て穴を埋めた(土足で入り込んで2分で終わらせてごみを片付けずに帰るマナーのなさ!)。材料が無いのでペインティングは来週に持ち越し。
これで終わりなんだそうで。弁償だなんだって他に何も発生しないのは驚いた。日本だったらひと悶着あるレベルなのに。
スペインの不動産価値の算定方法知りたい。内装って関係ないのかな?
不思議な国。

さてPreやろ。

Preエクセル講座終了。Test含めて、計2時間30分くらい?すぐ終わった。Testもクリア。
エクセルもっと使えるようになりたいと思った。(今さら)

もしかしたら全部そうかもしれないけどPre-Courseのレベルは最低限わかっとけ程度だから、早く終わらせて不安なら日本語教材(テキスト、YouTube、Udemyなど)やって補足すればいいと思う。
次は統計やってみよ。

嬉しいことも起きるもの。
先日申し込んだ「EWOR Academy」というIEと関係ない起業関連プログラムの書類選考を通過!
ewor.io

シリアルアントレプレナーの代表Danielと2022年1月13~15日の間にオンラインインタビュー(オリエンテーションWEEK中だから時間割をStudent Serviceに確認してからアポ確定させる予定)、その後に別のスタッフとインタビューして選考終わり。倍率わからないし何故通ったか謎だけど、ひとまず良かった!

こっち来てからの初挑戦が前に進んでて、素直に嬉しい。

起業とか新事業開発は、学ぶより"手動かして脳みそで汗かいて苦しみながら自分でやる"に勝るものなし、と思ってる。

起業したいならさっさとやれ、ってみんな言うだろうし。そりゃそう。

でも過去10年を社内外向け営業(企画と法人営業)と日本株式の機関投資家としてやってきた自分としては門外漢過ぎて、一度体系的に学びたいし、最初の一歩を踏んで言葉に出来ない恐怖心を取っ払いたい、というのが本音。

学生だからこそできることって、起業かなって思う。卒業後に本業とするかしないかは別として。

テック出身でもない男がそれっぽいアイディア出したところで何も作れない、社会にインパクトなんか出せない、なんて時代ではないと信じてますが。

このプログラム通して、自分にどこまで出来て(何が出来なくて)どこからパートナーや外部リソースを頼る必要があるかを俯瞰できるようになったら御の字かな。

なにより全体的にどんなプロセスで進めていくかを世界トップレベルの起業家の指導付きでやれるなら面白いチャンス。知り合えるだけで有難い。

ということで、まだ先長いけど頑張ろう。

いやはや。何準備すればいいのやら。緊張するー

個人的に力強いスピーチができる人にいつも憧れる。
よくできるよね。何百回練習したんですかって感じ。
何気ない会話でも、面白く語り、聞く側の記憶に残るストーリーテリングができる人も尊敬する。
人を引き寄せる話力・魅力の源泉はなんなんだろ。

名スピーチを一つレビュー。

Brian Dyson’s commencement speech *1

  • Brian Dyson was born in Argentina in 1936 and joined Coca-Cola in 1959, where he worked during several years in South America, the Caribbean Sea and Mexico. From 1978 to 1983, Dyson was president of Coca-Cola USA until he became president of Coca-Cola North America. From 1986 to 1991, he finally was the first president and CEO of the newly created Coca-Cola Enterprises Inc.
  • In line with Apple founder Steve Jobs’ famous announcement speech at Stanford University, Dyson addresses the priorities in life using the metaphor of juggling 5 balls. He calls the balls work, family, friends, health and spirit.
  • Brian Dyson really did deliver his short speech about life, friendship, love, family and spirit at the occasion of the 172nd commencement of the Georgia Tech Institute, on September 6, 1991. The 5 balls of life metaphor is the closing part of a full 1634 words long commencement speech.
  • This is the original text of Dyson’s commencement speech that refers to the 5 balls of life:

… Imagine life as a game in which you are juggling some five balls in the air. You name them work, family, health, friends and spirit. And you’re keeping all of these in the air. You will soon understand that work is a rubber ball. If you drop it, it will bounce back. But the other four balls – family, health, friends and spirit – are made of glass. If you drop one of these, they will be irrevocably scuffed, marked, nicked, damaged or even shattered. They will never be the same. You must understand that and strive for balance in your life.

  • And Bryan continues: “You live in a world of growing opportunity at one of the most exciting times in history, and you have been prepared with an exceptionally fine education. Because you are all so well educated, let me pose this final question to you. What is education for? Is it for the pursuit of knowledge or for the pursuit of significance? How you answer makes a difference. Knowledge is merely a tool. There is someone in Argentina or Singapore who has the same degree as you. The difference lies in how you use it. Will you use your education for life or just as a living? It’s up to you now.”


このスピーチは最近SNSでよく取り上げられている気がする。ちらちら目にする。

俺の理解は、仕事、家族、健康、友人、魂(精神)の5つにカテゴライズして、人生において優先順位をどうつけるか説いたもので、
仕事は落としても跳ね返るボール(修復可能)、だが家族・健康・友人・そして魂(精神)は落としたら壊れる(一度壊したら修復困難)、つまり、
人生において仕事は大事なピースだがすべてではない、バランスさせよう、大切にしようと。

スピーチの後半部分も学びが多いが、多くは取り上げられいない気がする。
教育は何のためにある?学びのため?有意義なことを追求するため?
同じ学位を持つ人間は世界中にいる。ナレッジはただのツールだ。どうナレッジを使うかが違いを生む。君はどう学問を使う?すべて君次第だ。

学び
・独身の頃は精神すり減らして体力の限り働いたし、身体を壊したり友達と疎遠になる時期があって人生に虚無を感じたこともある。
・全部全力でやる。人生もったいない。でもバランスを忘れやすいから注意。家族ができて尚更強くブレーキすることの大切さを感じてる。
・これから学生に戻る身として、卒業後に何を具体的にする?というメッセージは超大事。
・立派な学位が人生を安泰に導くわけではない。学歴はアドバンテージだけど「世界で示せる有効性の保証がない保険」って感じかな。
・だからMBA期間中にただプログラムを受けるだけでは何の価値もないと思っている(別に学生終えても同じだけど、自由度では圧倒的に学生が勝る)。
・だからunlockしてやれることやるべき。
・わかっちゃいる。何かしなきゃ、と焦る。最初は何が正解かなんてわからないし、迷いまくってるけど、動くしかない。

そんな感じ。

おしまい。

*1:I sincerely give creidit to the author of this article giving me an inspiration; 5 balls of life commencement speech by Coca-Cola's ex-CEO Brian Dyson